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今日は、「キングダムハーツⅡ」の小説を更新したいと思います。
前回の小説は、2008年11月22日です。
下のアドレスからどうぞ。
http://hizakake.blog.shinobi.jp/Entry/19/
前回の小説は、2008年11月22日です。
下のアドレスからどうぞ。
http://hizakake.blog.shinobi.jp/Entry/19/
「キングダムハーツⅡ」 ~ロクサス編・1日目~
夢――?
夢――?
青い空。広い海。水平線。
ここは――島?
「ソラ」
誰かが誰かのことを呼んだ。
呼ばれて起きたのは、俺より年下だと思う茶髪の男の子。
呼んだのは、その男の子と同い年くらいの女の子――のはず。ノイズがかかったように、その人の顔がハッキリしない。
男の子は、大きなあくびをしてウトウトした目で周りを見た。
「ソラ!」
「うわっ!」
いきなり目の前に現れた女の子に、驚き男の子は飛び起きる。
「おどかすなよ、カ――」
ノイズが現れて、場面が絵本のように変わる。
同じ島。夕暮れ。
太い横に伸びたヤシの木に、さっきの男の子と女の子が座っている。横には、ヤシの木にすがって立っている、背の高い男の子がいた。銀色の髪の男の子。体つきのいいその男の子は、他の2人に語りかけた。
「他の世界があるのなら、どうして俺たちは、ここでなくちゃダメだったんだろう?」
よく分からない疑問。男の子は、この島に不満を持っていたのだろうか。それとも、他の世界に対する好奇心?
また、場面が変わった。
暗い場所。岩にはたくさんのラクガキ。
茶髪の男の子は、そこで岩を削ってラクガキをしていた。
「この世界は繋がった」
いきなり、男の子の後ろに男の声が聞こえた。
誰だ?
俺と男の子の声が重なる。
「闇と繋がった世界―――。おまえには何もわかるまい」
噛み合わない会話。男はそう言った後、何もなかったように消えていった。
同じ場所。
男の子は黒色の風に吹かれていた。
その2,3メートル先、女の子がとても悲しそうな顔をして男の子に振り返っていた。
「ソ、ラ――」
「カ――!」
男の子が女の子の名前を呼んで、助けようとした瞬間、画面が真っ白になった。
今回は『ソラの夢Part1』です。
来週は、『1日目』を過ごしていきたいです。
1つ1つが長いので、細切れになっていくと思います。
男の子が女の子の名前を呼んで、助けようとした瞬間、画面が真っ白になった。
今回は『ソラの夢Part1』です。
来週は、『1日目』を過ごしていきたいです。
1つ1つが長いので、細切れになっていくと思います。
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